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アマデウスのあらすじ(ネタバレ)感想、ラスト結末は?最高の映画のひとつ!

洋画

アマデウス あらすじ

 

―ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト。

 

17世紀後半に活躍した夭折の音楽家であり、ハイドンやベートーベンと並ぶウィーン古典派三大巨匠のひとりに数えられる。

かの人の栄達とあまりに早く謎に包まれたその死を、ある男の目線を通じて追いかけたのが映画である。

 

1823年、ある老人が剃刀で自殺を図り精神病院に搬送されてきた。

彼の名前はアントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)。

ウィーンの元宮廷音楽家という華々しい経歴を持つ男だ。

しかし、今は錯乱しているのか盛んに「許してくれ、モーツアルト!君を殺した私の事を!」と叫ぶばかり。

落ち着きを取り戻した彼は、自殺の理由を問う若き精神科医に天才音楽家モーツアルトとの因縁をぽつりぽつりと語り始めた。

 

若いころのサリエリはこよなく音楽を愛していたものの、父親の反対を受けてその道を諦めねばならなかった。

しかし、父の死後再び音楽の道を志す。

若きオーストリア皇帝ヨーゼフ2世の寵愛を受け、出世も果たし彼の人生は順風満帆に思われた。

幼い頃から神道の誉れ高きモーツアルト(トム・ハルス)がウィーンを訪れた時に、彼の自信は脆くも崩れる。

それでもモーツアルトの才能を本物だと本能的に感じたサリエリは憧憬の念を抱くのだった。

素晴らしい音楽を次々と生み出すモーツアルトも、自分と同じく清廉な人格者であるとサリエリは信じていた。

ところが、実際のモーツアルトは酒場で甲高い声を上げて大はしゃぎをし、女の尻を追い回す下品で粗野な人物だった。

加えて、サリエリがモーツアルトのために書き下ろした新曲を、こともあろうにヨーゼフ2世の前で勝手に改変、アレンジして即興演奏をしてしまう。

これがまた、オリジナルをはるかにしのぐ見事なものであった。

老練な態度でその場を凌ぐが、プライドを傷つけられたサリエリは嫉妬に狂う。

神はなぜこのような下劣な人物に至上の才能を与え、敬虔な自分を凡夫にとどめたのか、と。

 

ヨーゼフ2世の依頼を受けて作曲したモーツアルトのオペラは大成功を収める。

有頂天のモーツアルトは下宿屋で知り合った女性コンスタンツェと結婚をする。

家庭を築いてもモーツアルトのエキセントリックさは変わらず、湯水のように金を使うので、妻は家計のやりくりに苦労する。

宮廷での仕事も次々と舞い込むのであるが、事前の審査が慣例とされている。

モーツアルトは自分よりも才能に劣る審査員にかかるのを嫌っていたため、コンスタンツェはサリエリの元へ赴く。

大きな権限を持ち、かつ夫も敬意を抱いている彼に審査員をすっ飛ばしてOKを出してもらうためだ。

楽譜を見てサリエリは驚愕する。

書き直しの形跡が一切見られない…。

モーツアルトの類稀なる才能を、サリエリはまたも目の当たりにしなくてはならなかった。

危機感を覚えたサリエリはスパイとしてロールという女中をモーツアルトの家に送り込む。

そこで、モーツアルトが「フィガロの結婚」を執筆している事実を突き止める。

あまりに冗長だとしてヨーゼフ2世はバレエの内容を含む演目を禁じていたのだ。

皇帝の呼び出しに応じたモーツアルトは熱弁を振るい、上演の許可を得る。

サリエリは妨害を志すも、突然のリハーサル見学に訪れた皇帝の鶴の一声によって、モーツアルトの希望は全て通った形となった。

結局「フィガロの結婚」は全9回の上演で打ち切りとなったものの、サリエリはモーツアルトのオペラの素晴らしさを誰よりも理解していた。

 

モーツアルトに青天の霹靂ともいえる知らせが届く。

畏敬していた父・レオポルトの訃報だ。

父の死を悼んで作曲したオペラ「ドン・ジョバンニ」は不評のうちに打ち切られた。

この頃から彼は仕事にあぶれ、酒に溺れるようになる。

身体を壊しつつあった彼の元に、黒いマントとマスクを身につけた謎の男から新たなレクイエムの依頼が舞い込む。

かつての父を彷彿とさせる姿に、モーツアルトは死神ではないのかと恐れおののく。

その男の正体はサリエリで、モーツアルトを精神的に追い詰めにかかっていたのだ。

高額の依頼だったため受注したものの、彼は報酬の低い大衆オペラを優先する。

その様子にさしものコンスタンツェも愛想を尽かして子供とともに旅に出てしまう。

 

大衆オペラ「魔笛」を仕上げたモーツアルトは、無理が祟り上演中に倒れてしまう。

サリエリが介抱をしているさなか、友人たちが見舞いに訪れる。

彼は友人たちを追い返し、言葉巧みに死の床に就くモーツアルトを追い詰めていく。

彼の悪意に気づかぬモーツアルトは寧ろサリエリに感謝し、筆を持つことさえ叶わぬ身を嘆いて彼にレクイエムを口述筆記するように頼み込む。

始めは斬新すぎるモーツアルトのアイディアに筆が追い付かなったサリエリも、彼の情熱に取り付かれたかのように筆が進むようになる。

完成間近というところで、コンスタンツェが帰宅し、モーツアルトの顔色を見るや否やサリエリを追い出しにかかる。

サリエリはモーツアルトの最後の意思を尊重すべきだと主張する。

コンスタンツェは涙を浮かべて夫にいかに悪妻であったか謝罪の言葉を述べるが、彼の耳に届いていたかどうか…。

 

雨空の下、それはあまりにわびしい葬列であった。

妻コンスタンツェ、サリエリ、ロール…ほんのわずかな会葬者に見送られて、モーツアルトの遺体を乗せた馬車は進む。

辿り着いたのは共同墓地。

偉大なる天才音楽家は、ゴミのように投げ捨てられた。

あまりに生活に困窮し、彼の経歴に見合うほどの葬儀と墓地など用意できなかったのだ。

老人は告白を終えた。

それでもなおモーツアルトへの謝罪を繰り返す老人の声に、特徴ある甲高い笑い声が重なる。

Fin.

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アマデウス 皆の感想

★40代女性 workschi_koさんの感想 ★★★★☆

 

初めて見たのは小学生の時。モーツァルトの名前「ボルフガング・アマデウス・モーツァルト」というインパクトのある本名を知った驚き、ライバルの作曲家の名前が「サリエリ」という、ちょっと変わった響きの名前と、音楽の教科書などに乗っているモーツァルトの肖像画と、映画でのぶっ飛んだ姿のギャップ、才能溢れるモーツァルトが最期は失意と貧困の中亡くなり、雨の中、共同墓地に遺体を投げ入れらるシーン..2時間半以上の長い映画なのですが、結構強烈な印象を受けた映画です。最近では、シネコンの「朝10時の映画祭2016」のラインナップ作品に選ばれ、ディレクターズカット版で劇場上映があり、足を運びました。小学生の時に見たのとあまり変わらない感想を持ちました。

★50代女性 柊さんの感想 ★★★★☆

 

音楽の神に愛された天才と、天才に生まれつかなかった男の対比はもちろん見どころのひとつだろう。それだけでなく、この作品では、モーツァルトの高尚な歌劇は宮廷貴族たちには理解できず、サリエリの大衆的な歌劇のほうが好まれたと描かれている。いわばサリエリだけがモーツァルトの真の理解者であり、鑑賞の天才でもあったことになる。最高の鑑賞者がいなければ最高の傑作もありえない。モーツァルトの神かがった才能を理解できてしまった男の悲劇ともいえるだろう。二人の関係性がなんとも皮肉で、余韻の残る作品だった。

★30代男性 fuさんの感想 ★★★★☆

 

元になっているのはピーター・シェーファーによる戯曲になり、原作者自らが書き下ろしたオリジナルシナリオによって映画化されている伝記ドラマです。偉大な音楽家・モーツァルトの影に押しつぶされていく、ひとりの知られざる作曲家の苦悩が伝わってきます。舞台となるプラハの荘厳な宮殿や、迫力満点のオペラシーンにも引き込まれていきました。

★40代女性 しほさんの感想 ★★★★★

 

私がこの映画を観た当時は小学生でしたが、映画全体がとても重厚で華やかで、そしてどこか現代的な「おしゃれ」な印象で子供ながらに大好きな映画でした。特に衣装は素晴らしく、登場人物毎に役のイメージが強調されるような衣装のテイストになっていて、モーツァルトの自由さを現すようなピンクのかつらとラヴェンダー色の上着のおしゃれさはいまでも忘れられません。

★50代男性 オゴロさんの感想 ★★★☆☆

 

とにかく、音楽はほとんどがモーツァルトの曲なので、気持ちいい。この映画は、モーツァルトとサリエリという二人の主役がいて、それを演じた二人の俳優(トム・ハルスとF・マーリー・エイブラハム)も、この映画が名声のピークで、一発屋で終わった感がある。その点、「シェーン」という映画と似ているのだが、そういう映画って、得てして名画になったりする。当時のウイーンの華やかな感じもよいが、庶民上がりのモーツァルトが、まさに天才の名にふさわしく?自由奔放に振る舞うところが痛快でおもしろい。が、天才であるがための不幸?も描かれていて、いろいろと考えさせられる映画でもある。

★50代男性 スナフキンさんの感想 ★★★★★

 

モーツァルトの生涯と、謎の死について描かれたサスペンス要素のある伝記映画という感じです。クラシックの巨匠というイメージが変わるほど、とても下品で粗野なモーツアルトですが、音楽では華麗で人をひきつけるというギャップがすごい。それに嫉妬するサリエリがモーツアルトを破滅に追い込むのですが、実はサリエリが一番モーツアルトの音楽を愛していたのだろうなと思わされます。レクイエム作曲の背後に、本当になんらかの陰謀があったのではないかと思わせてしまう傑作映画です。

★40代女性 KAさんの感想  ★★★★☆

 

この映画は世界でも日本でもとても評価の高い映画で、アカデミー賞を8部門も取った作品なので、まだ見ていない人は必ず観るべき映画です。内容的には私の好みではないのですが、素晴らしい衣装と音楽、役者の嫉妬に狂う演技などをみると、8部門もアカデミー賞を取ったのが納得いきます。優秀で名声も成功も持っている人が、こんなにも他人の能力に嫉妬し狂ってしまうのか?天才と呼ばれる人だからこそ、自分より上の天才を見た時に、本当の天才とは誰なのかを知り、狂ってしまうのをみると、凡人の私は「やはり馬鹿と天才は紙ひとえ」と思った。全てを持っているアントニオサリエリが全てを捨てる行為をとったのは、馬鹿なのか天才なのか。

★50代女性 のこのこさんの感想  ★★★★★

 

天才に対する秀才の嫉妬。主人公は世間から認められている作曲家で、「自分には才能がある」と思っている。しかしそこに、天才モーツァルト登場! 主人公は、嫌でも自分の限界を自覚させられてしまう。才能があるから、モーツァルトのすごさをわかってしまう。その辛さ、いらだたしさが「凡人」の私にも私にもビリビリ伝わってきました。

★20代女性 シェリーさんの感想 ★★★★★

 

天才として有名なモーツアルトがハチャメチャなところが面白かったです。サリエリがどんなに悪知恵を働かして、モーツアルトを貶めようとしても、モーツアルトはそれに気づいていないのになんでもうまいようにやってのけてしまいます。

★40代男性 フラーハさんの感想 ★★★☆☆

 

モーツァルトに興味がある方なら非常に興味が湧く映画だと思います。作曲家の逸話は数多く残ってますが、モーツァルトは才能に恵まれて幼少の頃からみんなに注目されて、過保護な環境で育った為に日々メチャクチャな生活を何の疑問もなく成長してしまう。そして時代が過ぎモーツァルトの作品が少しずつ支持されなくなり、自分の才能に溺れて最後は悲しい最後に…作品は非常に良いと思いますが、とにかく長いです!3時間の大作なので途中少し疲れてきました。

★40代女性 タミーさんの感想 ★★★★☆

 

トム・ハルス演じるモーツァルトが世間一般のモーツァルトのイメージと全く違っていた(こんなに軽い人だったの?)、というのが公開当時の一番の驚きでした。それだけに対するサリエリの嫉妬や苦悩がわかるわかる、という作品になっています。何となくこの映画で描かれていることが現実にあったことのように感じられてしまったのですが、今見るとよく練られた映画・舞台的ストーリーだと思います。

★50代女性 コスモスさんの感想 ★★★★★

 

サリエリの目線から見たモーツァルトで、自信たっぷりなモーツァルトと地味な感じのサリエリがとても対照的でとてもよかったです。モーツァルトの才能に嫉妬するサリエリが思い悩むところはとても真意に迫っていて引き込まれました。豪華な宮廷やきらびやかな衣装なども楽しめます。サリエリ役のF・マーレー・エイブラハムの演技がとても素晴らしく感動しました。