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「ツレがうつになりまして」のあらすじ
「ツレがうつになりまして」でメインになってくるのは、
宮崎あおいさんが演じるハルさんこと髙崎晴子、堺雅人さんが演じるツレこと髙崎幹男です。
ハルさんは売れない漫画家で、そのハルさんが「ツレ」と呼んでいる夫はパソコンサポートセンターで働いています。
ツレは、毎朝お弁当を自分で作り、毎日しめるネクタイも曜日ごとに決めてしまうくらいに几帳面です。
ある日、ハルさんの漫画連載が中止となってしまいます。その電話があった頃から、ツレの元気がなくなっていきます。毎日お弁当を自分で作っていたツレはある日の朝、お弁当作りをしませんでした。そして、
「死にたい」
と口にしたのです。体調不良を訴えるツレに対してハルさんは風邪だと思い、仕事を休んで病院へ行くようにすすめます。しかし病院へ行くと、ツレは風邪ではなくうつ病でした。
うつ病について詳しく調べたハルさんは、ツレが以前からうつ病のサインを出していたことに気付きます。
ハルさんはツレにこれまでのことを謝罪し、そしてツレは職場でうつ病について話します。しかしながら、職場ではうつ病についてまともに取り合ってくれませんでした。
ツレが疲れ切って帰宅したのを見て、
「辞めないなら離婚する」
という言葉を添えて仕事を辞めるように言います。
そして仕事を辞めたツレは、良くなったり悪くなったりを繰り返しますが、貯金を切り崩しながらの生活にハルさんは危機感を覚え、何とかしなければと出版社へ向かいます。そこで
「ツレがうつになりまして」
と頭を下げて、仕事をもらえるようにお願いするのでした。
「ツレがうつになりまして」の感想
まず、宮崎あおいさんと堺雅人さんというほんわかとした夫婦がとても癒されます。
ツレがうつになりましてより引用
お二方とも演技力のある役者さんなので、本当に安心してみていられます。
宮崎あおいさんは本当に可愛らしいですし、特に堺雅人さんは几帳面なツレにとてもハマっていると思います。
ツレがうつになる映画ですので、うつ病についての描写がかなりあります。ただ、現実よりは比較的マイルドに仕上げている印象です。
おそらくうつ病についてリアルに描写してしまうと、もっと重たく暗い作品になってしまうかと思いますし、このくらいマイルドに仕上げてくれたほうが世間的にも受け入れやすいかなという感じです。
きちんとポイントは押さえてあるので、受け入れやすい形でうつ病について理解を深められる部分もあるかと思います。
この映画を通して自分自身がうつ病であることに気付く方もいるでしょうし、自分以外の誰かがうつ病であることに気付くこともあるかもしれません。
今まさにうつ病と戦っている方であれば勇気をもらえるでしょうし、「こういうケースもあるのか」という発見もあるかと思います。
基本的にはうつ病を軸に話が進んでいくのですが、うつ病だけではなく、その中で夫婦関係、親子関係、職場での人間関係などさまざまな問題についても触れていくことになります。
夫がうつ病になった嫁と表現してしまえば簡単なのですが、現実にはその中でもさまざまな問題が入り組んでいることを改めて痛感することができます。
その中で頑張っていくハルさんとツレには、本当に勇気づけられます。
「ツレがうつになりまして」で存在感を放つイグアナについて
「ツレがうつになりまして」という作品の中には、イグアナの「イグ」が登場します。
ツレがうつになりましてより引用
ポスターにチラリと写っていたイグアナに興味を惹かれた方も多いかと思います。
実は、イグを演じていたグリーンイグアナを宮崎あおいさんも堺雅人さんも絶賛しています。
宮崎あおいさんは「最高のパートナー」、堺雅人さんに関しては「助演男優賞を獲るんじゃないか」とまでおっしゃっていたようです。
というのも、イグ役のグリーンイグアナは普段じっとしているのに、「スタート!」の声がかかるとまるで言葉の意味を理解しているかのように動き始めるのです。
作品のメインはイグではないのですが、この作品においてイグというのは結構重要なポイントになってきます。監督の佐々部清さんもイグアナと目線が同じになるように、セットを日本家屋にしているのです。
もちろん、セットのクオリティーの高さや宮崎あおいさんと堺雅人さんの演技力といったものも素晴らしいのですが、イグの存在感によってより作品に温かみがプラスされているのではないでしょうか。
ちなみに、この作品でイグを見て「実際にグリーンイグアナをペットして飼ってみたい!」という方も多くなったようです。
「ツレがうつになりまして」の感想

10代女性 あおさんの感想 ★★★★☆
この映画はマンガが原作になっていて、原作を読んだことがあったので映画も見てみました。ノンフィクションのマンガをベースとした映画で現実味があってそれが逆に見応えがありましたし、少しギャグ要素もあっておもしろかったです。ウツの話ですが全然重くないので、見やすいのでたくさんの人が劇場に足を運んでいた記憶があります。

30代女性 りりいさんの感想 ★★★★☆
「ツレがうつになりまして」を見て、うつ病について詳しく知らなかった私でも、うつの人の内面というか、日常生活での悩みや普段どんな思いなのかが、少し理解できたので、勉強になったなと思えた作品です。宮崎あおいが演じる高崎晴子(ハルさん)がうつになってしまった堺雅人が演じる高崎幹夫(ツレ)にかけていた言葉が暖かくって優しくて、見ていて心がほっこりしました。
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本ページの情報は2018年12月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT
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