『家族のレシピ』予告動画
『家族のレシピ』あらすじ
真人(斎藤工)の父はラーメン屋で働いていたが、ある日突然亡くなる。ぼうぜんとする真人は、10歳のときに他界したシンガポール人の母親がレシピや当時の写真を貼ったノートを見つける。それを眺めているうちに、真人は幼少期に住んでいたシンガポールで自分をかわいがってくれた母方の家族のことを思い出し、彼らと再会しようとシンガポールに行くことを決意する。現地に住む日本人フードブロガーの美樹(松田聖子)の助けを借りて、肉骨茶(バクテー)の店を営む叔父と会う。
『家族のレシピ』公開記念 ~映画のまち高崎展~ を開催
= 高崎を世界に発信する「家族のレシピ」を4月6日(土)特別上映 =
名称:『家族のレシピ』公開記念~映画のまち高崎展~
期間:2019年3月17日(日)~4月7日(日) 10時~18時まで *4月6日のみ10時から17時まで
会場:高崎シティギャラリー 第1展示室から第6展示室
住所:群馬県高崎市高松町35-1 電話:027-328-5050 *JR高崎駅西口から徒歩10分
主催:高崎映画祭委員会
共催:公益財団法人高崎財団
協力:高崎音楽祭委員会、ラジオ高崎、高崎アートインキュベーション推進会議
後援:高崎市、シンガポール政府観光局
<関連事業>
高崎映画祭〈特別上映〉「家族のレシピ」
日時:4月6日(土)16時40分〜18時9分
場所:高崎シティギャラリー コアホール
監督:エリック・クー
出演:斎藤 工/ジネット・アウ/マーク・リー/伊原剛志/別所哲也/松田聖子
前売券:1,100円
当日券:一般1,300円、高校生以下・60歳以上1,100円
2018年/シンガポール=日本=フランス/1時間29分
真人は群馬県高崎市で父・和男、叔父・明男と共にラーメン屋を営んでいた。ある日父が突然倒れ帰らぬ人に。父の遺品から二十数年前に亡くなった母・メイリアンの日記を見つけた真人は、母の故郷シンガポールへと向かう。様々な困難も悲しみも、一杯の温かなスープが包み込む。心に美味しく美しい逸作。
◆高崎映画祭33回の歴史〈 第3、4、5展示室〉
33年の歴史をリーフレットおよび小冊子・公式パンフレット・ポスター、パネル、映像などから振り返ります。
展示内容/授賞式や歴史の映像、高崎電気館やシネマテークたかさきの映像、30回記念使用映像など。全33回リーフレットおよび小冊子、全33回公式パンフレット、ポスター。
◆「家族のレシピ・レスリーキー写真展」〈第1展示室〉
映画「家族のレシピ」の撮影風景など撮影風景写真の展示、 ベルリンなどでの上映時に製作されたポスターの展示。また、衣装や台本などの小道具も展示します。「家族のレシピ」のメイキング映像や斎藤工による動画など。
展示内容/カメラ、リュック、衣装、劇中使用のスマホ、暖簾・看板などの小道具。メイキング映像、約40カ国のキービジュアル展示(日本、フランス、シンガポール他)
◆高崎FC写真展 〈第6展示室〉
高崎フィルム・コミッションが支援する高崎で撮影された作品の撮影風景写真などの展示からその活動を振り返ります。
展示内容/台本、パンフ、チラシ、サイン色紙、記念品、ポスター、パネル他
◆高崎FCによる映画上映〈 予備室〉
映画祭参加監督の映像、高崎で撮影した作品や高崎に関連する映像を上映します。
◆春の高崎アートプロジェクト 〈第2展示室〉
「映画」においての普遍的なテーマ(「恋愛」など)や映画において必要不可欠なものから作家が受けたインスピレーションによる作品の展示。(アートプロジェクト高崎出品作家による)
出展作家:タムラサトル 他
バクテーとは?「Bak kut teh」
バクテーは、豚の骨付きあばら肉などをスパイスやハーブと一緒に煮込んだ料理。中国から現在のシンガポールやマレーシアにやって来た労働者が食べ始めたのが発祥と言われている。主に港で過酷な肉体労働に従事していた彼らは、動物の解体後に残った、わずかに肉片のついた骨をニンニクや漢方のハーブと一緒に朝から食べることで、栄養補給を行なっていた。国の経済発展とともにバクテーはより広い層に普及し、現在では両国のソウルフードの一つとなっている。屋台や中華レストランの人気メニューであるだけでなく、スーパーではスパイスやハーブをブレンドしたバクテーの素も売られている。名前に反して、茶葉は入っていない(食後に必ずお茶を飲んだから「茶」がついた、とする説や、元の名称「肉骨地」の「地」が「茶」と混同されて「肉骨茶」になったとする説などがある)。
シンガポールで食べられているバクテーは、主に以下の2種類。いずれもライスや揚げパンなどと一緒に提供されることが多い。
バクテーのイメージ写真↓