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アンダーカヴァー~意味、あらすじ、見どころ、ネタバレ!

洋画
2007年に公開された犯罪×サスペンスを描いたストーリーと、銃撃戦やカーチェイスのアクションにハラハラさせられる映画なのが『アンダーカヴァー』です。兄弟や父子、そして恋人との関係の変化も見逃せない主人公のボビーですが、麻薬をめぐる犯罪捜査の模様に注目ですね。それではあらすじと意味を紹介していきます。

アンダーカヴァー~あらすじ

1988年のニューヨークのブルックリンにてクラブ「エル・カリブ」の経営者であるボビーは、兄のジョセフの昇格祝いのため教会へ赴いていました。そこで、ジョセフから「クラブを拠点として麻薬をさばいているニジンスキーという男を捕まえようという作戦が立ち上がっている」とボビーに警告。警官に協力するよう言われていましたが、ボビーはクラブのボスであるマラットに会いに行った際に、もう一軒の店を任せたいと提案されていたのです。そこでボビーはマンハッタンに店舗を構えることを望み、麻薬ディーラーとしての人生を考えていました。

そんな折にニジンスキーを探しにクラブへ麻薬特捜官が乗り込んできて、その指揮を執っていたジョセフは何者かに撃たれて重傷…運が良ければ仕事に復帰できるとのことですが、それを聞いたボビー考えを改め始めます。原因となったニジンスキーに会った際に「大口の仕入れがある」と言われ話に乗ることに。警察署長である父には内密にし、他の警官と協力して麻薬工場の現場を取り押さえてもらうために盗聴器をライターに忍ばせて向かうのでした。

しかし、ニジンスキーは工場を案内する際にボビーが動揺しているのを察し、持ち物をチェックし始めて盗聴器を見つけ出します。ボビーはその際に、あらかじめ決めてあった「身体が羽のように軽い」という合図を送ったことで、踏み込んできた警察官によって助かりました。4ヶ月後、ジョセフが退院して職務に復帰し、ボビーはニジンスキーの仲間に襲われないよう証人保護プログラムによって保護されていました。そんな折、逮捕していたニジンスキーが病を訴えたため、病院に搬送途中に彼の仲間の手によって脱走。そのため、ボビーも安全のため別の隠れ家に移されることに…父自ら指揮を執る中、パトカーでコロナへ向かう彼らでしたがそこにニジンスキーの手下の襲撃が。2台目に乗っていたボビーは運転手が殺されたため運転をしつつ、父の乗るパトカーを心配しますが…父は撃たれて殺されてしまったのです。

ボビーは亡き父の意向もあって、特例で見習いの警官になり、ニジンスキーを逮捕するため協力し始めました。そして、クラブの経営仲間であるジャンボと話した際に、彼らがかくまわれていたモーテルの名前を知っていたことに疑問を持ちます。そして、ジャンボが原因でパトカーが襲撃されたと推理し、問い詰めると彼はマラットに居場所を教えてしまっていたという事実が判明…マラットが裏で動いていると知ったことで、彼が麻薬の取引をする現場を押さえることになりました。ボビーと警察たちは取引現場に踏み込み、逃げるニジンスキーをボビーは追って彼を発見し、撃ち殺したのです。そうして事件は幕を閉じ、その後ボビーは警察学校を卒業して正式に警察官となる道を歩み始めたのでした。

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アンダーカヴァー~意味する見どころ

●リアルな描写のクライム映画!

序盤にジョセフが顔を撃たれて、頬を貫通し脳には損傷が無かったからこそ助かったというリアルな描写は生々しく、パトカーへの襲撃も迫力がありましたね。雨の中のカーチェイスで襲われたボビーは前方の視界が悪い中、前の車で父が撃たれてしまうのを目撃してしまうという衝撃的な場面…アクションと感情の動きに目が離せない展開が続き、一方で麻薬の描写も印象的。工場では人が手作業で純度86%の麻薬を作っており、終盤のマラットが取引する際には毛皮に麻薬を染み込ませ、それを水で洗って蒸発させることで麻薬を抽出させるという手法が表現されていました。アクションとしても麻薬の犯罪を描いた映画としても迫力があったといえるでしょう。

●ボビーと兄、恋人との関係性

逆の道をたどる兄弟の関係性が険悪だったのが最初…しかし、父が殺されてからは協力していがみ合いが無くなっていくのにも注目でしたね。また、ボビーの恋人であるアマダの存在も大切であり、彼を心配しつつも保護されていた際には付き従う姿が印象的でした。そんな彼女がパトカーでの逃亡劇を経て、危険な状況を察知したことでボビーが警官になるのを止めたのですが、彼の決心は固く…そのため、アマダは彼の元を離れてしまったのですが、ボビーが警官になる際の式典に姿があったのは意味深なラストともいえるでしょう。そういった関係性にも細かな演出があった作品です。

●決意したボビー

ボビーは最初、自由にやりたいことをやってきて、クラブの経営も順調だった…しかし、身内が傷ついたことをキッカケに生きる道を考え始めていくというストーリーの変化には目を離せなくなりましたね。そして、ボビーは周りの人物には警察関係者が身内にいると言っていなかったため、ボスのマラットが最後に「君の家族とは知らなかった」と明かした際には複雑な心境となったことでしょう…ニジンスキーをその手で射殺して父の仇を討ったボビーは、その後も強い意志を持った警官として活躍したのではないかと思いをはせる映画となりました。