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『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』あらすじ、ネタバレ、感想!アダム・ドライバーの魅力!



洋画
2020年1月24日に公開された『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』は1989年からようやく完成し、アダム・ドライバー主演のアドベンチャーとコメディが楽しめる作品!

独特な世界観を見事に映像化しつつも、騎士であるドン・キホーテと従者パンチョの道中に何があるのが…その経緯から感想等も紹介しましょう。

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『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』あらすじ・ネタバレ

CM監督として風車のある丘で『ドン・キホーテ』をモチーフにした撮影をしていたトビー。彼はボスの指示を受けつつも彼の妻であるジャッキーと身体の関係を持とうとしたことがバレそうになったり、撮影も上手くいかず…

トビーは卒業制作で撮影した場所が近かったので気分転換に行くと、ドン・キホーテ役を務めさせた靴職人が未だに自身をドン・キホーテだと思い込み続けていたのです。

そして、トビーを従者であるパンチョだと思い込んで付きまとい、トビーは諦めて行動を共にすることになるのでした。

道中、トビーは死んだ馬には金貨が積んであったのを発見して、近くに隠そうとすると足を滑らせて滝の方へ。

そこに水浴びをしているアンジェリカが…撮影時に出会った彼女との再会に驚きつつも、迎えが来たことで去ってしまうのを見送ってトビーはドン・キホーテと共に追うと、今度はドレスに身を包んだジャッキーと再会。

なんと、ボスと共にロシア人との契約のため城に行くとのことで、ドン・キホーテのことを「仮装の催し物もしているのでちょうどいい」と思って連れて行くのです。

トビーはロシア人と会ってアンジェリカが娼婦としてそこにいたのを発見。そして、ボスがロシア人との契約を成功させるため、ドン・キホーテを利用した劇を作りるのでした。

その内容は「ドン・キホーテテが他国の姫を助けるべく、冒険をしていく」というものでしたが、ドン・キホーテ自身は本当に事件が起こったとして最後まで真剣…その姿が滑稽だと感じたロシア人や周りの演者たちは彼の姿を笑いました。

笑い者になったドン・キホーテは自身が普通の靴職人だったことを思い出して落ち込み、トビーも彼を止められなかったのを悔やんでアンジェリカに共に城から逃げようと言います。

しかし、アンジェリカは捕まって火あぶりにさせられそうになったため、トビーは助けに行こうとするとジャッキーが邪魔をしたことで彼女の夫であるボスも来ると考えて慌てました。

そして、ドアから入ってきた男を窓から落とすと、それはボスではなくドン・キホーテだったのです。

彼は自身がドン・キホーテではなく、ただの靴職人だった言って息絶え、トビーはその姿を看取るのでした。

アンジェリカはロシア人の元から追放され、トビーを連れて映画の撮影現場に戻るトビーは風車を見て「巨人だ!」とドン・キホーテのようなことを言い出します。

アンジェリカは彼の目を覚まさせようとしますが、「私がパンチョよ」と言うことでようやく落ち着き、2人は旅立つのですー

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『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』見どころ・感想

・原作と監督の凄さやストーリーについて

スペインの小説である『ドン・キホーテ』を元にしているだけあって、風車と巨人や笑い者にされるという展開が進みつつもそれを映画として作り上げたテリー・ギリアムの凄さを感じた映画。

高齢の靴職人がドン・キホーテだと思い込んでいるという事体から、最後はトビーが同じようにドン・キホーテだと思い込むというストーリーは、見ていて不思議な体験をさせられた感じもしたのが印象的です。

トビーが心動かされていく様子や、幻覚として金貨や巨人を見るという映像があった中、「果たしてどのシーンが現実だったのか?」と思わされ、もう一度見たくなるもう一度見たくなる映画だと言えるでしょう。

洋画のタイトルが『ドン・キホーテを殺した男(The Man Who Killed Don Quixote)』といって、文字通りトビーがドン・キホーテを事故で殺してしまったというラストには驚きました。

それまではコメディだと思って見ていただけに、最期に「面白い顔をしているね。CM向きだ。と言われたのを思い出したよ…」と言って死んでいく姿は感動的なシーンに思えました。

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・アダム・ドライバーの魅力!

トビー演じるアダム・ドライバーが白スーツで帽子をかぶり、サングラスをかけている監督の風貌が印象的な序盤!

それがドン・キホーテとの旅で土とホコリにまみれて髪型も崩れていき、後半の城で過ごす際には装飾の細かい黒い衣装だったのがクールでした。

そんな彼が悪態を付いたり、アンジェリカや女性陣に言い寄ったりするシーンは魅惑的…

かと思いきや、ドン・キホーテに「妖術使いがパンチョに化けているのだろう!」と言われた際に、本人だと証明すべく歌い踊る姿は笑わずにいられませんでした。

・映画全体の世界観や演出の良さ

情熱的なスペイン風の音楽や石で作られた街並み、山に立っている建物などエジプト音楽と豪華な城…

そしてドン・キホーテとの旅は愛馬ロシナンテ、ロバと共に何もない荒野や砂の山を行くという世界観が印象的でキレイでした。

そして、ロシア人の城ではきらびやかなドレスを着た客人を始めとし、アンジェリカの衣装もステキ。

パーティーでは色々な国の仮装をして踊る人たちと、トビーとアンジェリカがダンスをするシーンもあって楽しませてくれたことから映画全体の演出が良かったです。